すぎさんのパイオニア奮闘記 (THB末期)
まじめな調整記事です(
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はじめに
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本日のデッキ
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対戦結果
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感想
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さいごに
1.はじめに
おはようございます。私はそこまで元気ではありませんがw
去年からのフォーマットであるフォーマット「パイオニア」結構流行っています。店舗大会も結構あり、参加人口も体感ですが他のフォーマットと比較しても遜色ない気がします。パイオニアの大きい大会で面白そう(で安い)デッキあるかな?と思ったら「タカオーラ」*1というとんでもなく安いデッキがあったので、組んでみたところから私のパイオニアがはじまりました。
そして時は過ぎて・・・
パイオニアで新しくデッキを作りたくなってきた・・・
でも既存のデッキはパーツも上がってるし・・・
???「スタンで強かったデッキをリメイクするのです・・・」
たまたま縁あって、戦乱ゼンディカー~灯争対戦くらいまでのスタンはちょろっと組んでいたことがあり、スタン落ちしたけど売りに出しても(値段が)付かないカードやコモンパーツを(しかたなく)保管していたことが良い目に出たというわけです。
パーツを探して試行錯誤してみつけたデッキがこれでした。
2.本日のデッキ
スゥルタイ昂揚はウーロが高すぎて無理
プロツアー「イクサラン」でSethManfieldさんのスゥルタイエネルギーをベースに再構築したパイオニア版スゥルタイエネルギーです。
<簡単な解説>
当時のスタンダードでは最終的に禁止カードとなった、「霊気との調和(調和)」「ならず者の精製屋(リファイナー)」そして環境屈指のパワーカードである「スカラベの神(スカラベ)」をベースにミッドレンジ相手に殴り負けない2マナ生物12枚と「ピーマの改革派、リシュカー(リシュカー)」でいわゆる「蛇・リシュカーパッケージ」を採用。
最近のスタンダードからは「エリマキ神秘家(エリマキ)」やショックインランド、サイドボードにて登場していますね。
古のカード枠として、「思考囲い(囲い)」「突然の衰微(衰微)」ただのパワーカードがバックアップ。
<勝ちパターン>
としては2マナ生物の賞味期限が長ければ長いほどビートダウンでそのまま中押しして勝てます。
①この生物達で盤面を取り続けることができればOK
消耗戦になった場合は生物にカードを引く能力がついている関係で(仕組み上)1:1交換をクリアしていけばアドバンテージで差をつけることができるようになっており、最終的にスカラベ着地からターンが返ってくれば(お願いスカラベが成功すれば)、墓地から4/4ゾンビを盤面に散らかす→勝ち となります。
②なんやこのオリカ!?
細かいところ:
4マナ枠:パイオニア屈指の(ゴリラ)マナベースなので無茶の極みのカードとして「エリマキ」を採用
「囲い」、「衰微」、「暗殺者の戦利品(トロフィー)」:「致命的な一押し(プッシュ」)、「ヴラスカの侮辱」枠に替わる枠 「顕在的防御」の枚数とも兼ね合いになる
PW:相性がよさそうなプレインズウォーカーを選んでみた
マナベース:ファストランド、ショックランドベースにミシュラランド1枚+「調和」で25枚換算 青が薄いかもしれない
サイドボード:青なのでカウンター、追加の除去枠と墓地対策、追加のPW、全体除去、「クルフィックスの狩猟者」は対アグロを意識してみた
3.対戦結果(スイスラウンド5回戦 全部先手)
①白黒機体 ×○×
3種のギデオンとヘリオッドを添えて
・アーティファクトの蛇がプロテクション多色でマルチカラーの除去があてられなかった
・ヘリオッドを除去する手段がなかった(カウンターしかない)
・ギデオン重たい
②青白コントロール ○×○
メンターと夢さらいがフィニッシャー
・「光袖会の収集者(ボブ)」がアドを稼ぎ散らかす
・最速メンターでバックアップされると無理
・「スカラベ」を維持すれば(そりゃ)勝てる
③青黒インバーター ××
癖のないベーシックインバーターコンボ
・干渉手段がサイドボード含めても足りない
・速やかに殴れるカードかコンボに対抗できるカードが必要
④ブリーチコンボ ×○○
最後は「タッサの信託者」でフィニッシュする型
・ボブを通してアド差で圧殺
・ハンデスがいい感じに決まってコンボターンを遅れて勝ちにつながった
⑤赤単 ××
歴代の赤くてえげつないカードの組み合わせ
・恐れていたマナスクリュー事案発生
・ライフゲイン要素を入れてみたが焼け石に水だった。ブンブンされると厳しい
4.感想
・「エリマキ」の感触 悪くありませんでした。コンボとコントロ-ルに3回当たったということもありましたが、他のカード(「人質取り」、「豪華の王、ゴンティ」など)だったら負けてたところもありました。フィールドを読んで入替枠要因として考慮すべきカードと判断しました。
・草(植物トークン)を生やすPWニッサについて 巻きつき蛇や+トークンと相性が良いかに思えましたが、0/1トークンが貧弱で盤面の構築スピードが遅すぎました。
・「歩行バリスタ」 全体的に刺さりが悪かったです。PWの牽制か蛇が盤面にいるという条件下でやっと強いなという印象でした。やはり鱗のような+1/+1カウンター軸や無限コンボ(ヘリオッド)のオプションなど強く使える他の要素が欲しくなりました。(でも「スカラベ」の釣り先としては優秀です。)
・除去 「プッシュ」も悪くないと感じました。チラシ得かもしれません。
・「顕在的防御」 悪くないです(むしろ欲しい)。対黒だと「英雄の破滅」「プッシュ」がどうせ飛んでくるので守る札を増やしてもいいかもしれません。対赤でもGOOD。
・コンボ対策 墓地対策だけだとインバーターが確実に止められないので特定のカードを抜く黒絡みのカードを追加するか、「タッサの信託者」の誘発を殺すカードが必要
・1ターン目からクリーチャーが出てくるような、自分より早いデッキへの対応がぬるかったです。介入とクルフィックスに加えてあと1~2ほしい(衰滅投げる前に結構ダメージが入ってしまう)。ライフレースを壊すようなカード(絆魂やアドを失わないライフゲインのカード)があると相手のブン回りに対抗できるかもしれません。
・5マナリリアナ 対コントロール戦では活躍しましたが他のマッチアップだと1マリガン状態です。盤面の圧のかけ方がゆっくりなので即効性のあるカードに変えたほうがいいかも(重いし)
5.さいごに
2ー3
— すぎさん (@sugi_sann) 2020年3月20日
プライズなし
ぴえん
③最後赤単に勝てていれば参加費ペイできたけど無理でした
まだ調整の余地はあり、このままの方針でチューンアップするか、さらにミッドレンジよりに戦うか、メインのバランスをみてサイドボードはどうするか、新たな仮想敵はいないか、などが考えられます。環境末期特有の熟成されたメタゲームを楽しめる期間なので、もうちょい頑張ってみます。難航したらタカオーラというオーラを張る素振り練習デッキがあるので安心ですね。
やっとまともな日記ができたかもしれません。
次回作にご期待ください。
それでは。